蓄電システム

つくった電気で暮らす

つくった電気を売って、割安な深夜電力を利用する経済的な暮らしや、電気をなるべく買わずにつくった電気を上手に使ってエコ+経済的な暮らしもできる。
停電になっても、蓄電池があれば貯めた電気を使いながら普段とそれほど変わらず電気が使えるから安心。

蓄電池とは「電気をためる貯金箱」

蓄電システム(蓄電池)とは、電気を貯めておき、必要な時に使うことができるバッテリーです。
太陽光発電システムと組み合わせて、自宅で作った電気を貯めておいたり、電気会社から購入した電気を貯めておくことのできるシステムです。
貯めた電気は、自宅で好きな時間に使用することはもちろん、災害や停電時など、いざというときの非常用電源としても役立ちます。

太陽光発電で作った電気をためて、
家庭内優先で使用。
電力会社からの買電量を抑えます。

POINT 1
家計にうれしい!電気代節約

昼間高く、深夜割安になる
電力プランにご加入のお宅では、
昼間の電力ピーク時に、前日の深夜に蓄えた
蓄電システムからの電気を使うことで、
電力会社から購入する日中の電力量を
抑制することができます。
普段と同じ量を使っても昼夜の電気料金の
差額の分だけ電気代を節約できます。

POINT 2
FIT終了後の自家消費率向上

太陽光発電でつくった電気を
高額で売電できる「固定価格買取期間」は
10年間(10kW以上は20年間)と
決められていますが、
蓄電池があれば太陽光発電の
固定価格買取期間終了後も、
電気の自家消費比率を増やすことで、
経済メリットを大きくすることが
できるというメリットがあります。

太陽光発電の固定価格買取期間終了後の売電価格は10円程度と想定されています。
日中の電気代は32円/kWh程度ですので電気を売るよりも貯めて使ったほうがお得です。

POINT 3
長時間の停電でも安心

停電した時でも、
蓄電システムがあれば、安心です。
蓄電池があれば、太陽光発電で作った電気を
蓄電池に貯めて
停電時でも使うことができます。
例えば、蓄電容量16.6kWhで
フル充電の状態であれば、
以下の電子機器を約30時間
使用し続けることができます。

蓄電池Q&A

蓄電池を設置するメリットは何ですか。

太陽光発電システムと組み合わせることで、電力の自給自足に貢献できます。 また、停電が発生した際には、非常時兼用コンセントに給電することができます。
さらに、割安な深夜電力を充電し、昼間の使用量ピーク時間帯に貯めた電気を利用することで効率よく電気料金を節約することも可能です。

蓄電池への充電にどのくらい時間がかかりますか。

家庭用リチウム蓄電池の場合、お客さまの電力契約、充電時のご家庭内電力消費の状況、設置環境温度にもよりますが、フル充電するまでに通常3〜5時間程度かかるのが一般的です。

定格容量と実効容量のちがいは?

定格容量:規定された条件下で蓄えられる電気量。
実効容量:実際に使用できる電気量。
言葉の通りで実際に使用できる容量が、実効容量の方になります。

蓄電池のサイクル寿命を教えて下さい。

製品によって違ってくるため、蓄電池を一括りとしてその寿命について言及することはできませんが、10年〜15年程度継続して利用することができます。
メーカーによっても保証内容は異なりますが、家庭用蓄電池には10年保証が付いてくるのが一般的です。

動作中に音は発生しますか?

メーカーや機種にもより異なりますが、最近の家庭用蓄電池の多くはほとんど気にならないレベルです。

どこに設置するものですか?

屋外の直射日光のあたりにくい場所に設置させていただきます。

定期的なメンテナンスは必要ですか?

蓄電池に大がかりなメンテナンスは必要ありませんが、メーカー各社は年一回、もしくは数年に一回のペースでの定期メンテナンスをお薦めしています。

接続ができない電化製品などはありますか。(防犯機器・生命維持装置など)

非常用の回路には、生命に関わる機器、録画機器等瞬断すると困る機器、突入電流が大きな機器等100V対応でも接続できない機器があります。

マンションの管理室、病院、介護施設、法人事業所への導入は可能ですか。

導入は可能です。
ただ、一般住宅以外に設置した場合は、長期無償保証の対象になりませんのでご注意ください。